人工木材プラスッドの特長
ABSなどのスチレン系プラスチックをベースにした人工木材プラスッドはウッドデッキ、ルーバー、パーゴラ、 フェンス、ベンチなどの様々なエクステリア用途のラインナップがあります。2010年には業界初の自己消火性という機能をもったウッドデッキやルーバーを発売し、火災に対する安全性を向上させました。2011年には、JIS A5741 「木材・プラスチック再生複合材」のJIS認定工場を取得、2016年には福井の間伐材を再利用する枠組みとしてグッドデザイン賞の受賞、2020年にはオリンピック関連施設への導入など、リサイクル材の使用や製品品質が公的に認められています。
プラスッドの中には木粉が多く入っていますので、ツヤが少なく触れたときに優しさを感じます。
屋外で使用しても天然木のようなひび割れやささくれが発生しないので、使う人に優しい素材です。
水に濡れてもぬめりが出にくいので滑りにくく、雨の日でも安心です。
木材よりも経年による色変化が少なく、施工時の美しさが長期間保てます。
建物との調和を図れるようにカラーバリエーションを取り揃えています。
プラスッドは腐りにくいので、木材のように定期的な塗装作業が不要です。
木粉を多く含むので強度が高く、歩いた時のしっかり感があります。
デッキ表面にビスが出ない安全設計になっています。また、デッキNDは、デッキの幅方向の目地からコインなどが落ちにくいデザインです。
スチレン系プラスチックの高剛性という特徴を生かし、4mの長尺を標準長さとしています。そのため、最大1500mmの支持スパンが可能です。
*支持スパンは条件により変わります。
経時での反りが起こりにくいので、背面からのみで固定できます。そのため、固定金具が前面から見えず、すっきりとスタイリッシュな外観が得られます。
耐候性に優れた樹脂を用いることで変色が少なく、長期の強度保持性にも優れています。木材のようなささくれや干割れもありません。
変色は木材に比べて非常に少なく、メンテナンスコストの低減に貢献します。
「自己消火性」とは、火元を離すと自然に炎が消える性能で、JIS K 6911「熱硬化性プラスチック一般試験方法 5.2 耐燃性A法」の燃焼性評価方法に従って評価しています。
公共エリアや商業施設、学校、高層建築などに自己消火性ルーバー、デッキを使用することで、火災に対して安全性が高まります。
また、自己消火性を付与するための添加剤も環境に配慮し、EUの環境規制であるRoHS 指令* にも対応した素材を厳選しています。
*RoHS指令:電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する欧州議会及び理事会指令をいい、以下の10物質が対象となる。
「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・ポリ臭化ビフェニル・ポリ臭化ジフェニルエーテル・フタル酸ジエチルヘキシル・フタル酸ブチルベンジル・フタル酸ジブチル・フタル酸ジイソブチル」
プラスッドはJIS A 5741「木材・プラスチック再生複合材」の認定を取得しました。
JIS A 5741「木材・プラスチック再生複合材」は、廃木材由来の木粉と廃プラスチックを主体にした複合材の品質を規定するJISで、製品の品質や品質管理体制、原料のトレーサビリ
ティーも含めた性能を認定し、木材・プラスチック再生複合材製造メーカーに与えられるJIS認証です。
認証番号 |
:TC05 11 003 |
認証取得者 |
:フクビ化学工業株式会社 |
認証規格 |
:JIS A 5741 木材・プラスチック再生複合材 |
認証日 |
:2011.9.20 |
認証機関 |
:財団法人 建材試験センター |
安全性とリサイクル
人とともに暮らす素材
環境共生型の木質新素材である「プラスッド」は、リサイクルしやすい素材です。耐久性に優れるのみならず、再び同じ用途に再生することができます。
リサイクルしやすい素材
一般的に、プラスチックは異なった種類のプラスチックが混入すると性能低下が大きく、このことがプラスチックのリサイクルを難しくしています。プラスッドは、木粉が入っていることでさまざまなプラスチックを結びつける助けとなるので、リサイクルによる性能低下が少ないという特長があります。
資源の有効利用
間伐材、製材端材などの廃木粉、廃プラスチックを有効利用できます。
施設向け、住宅問わず、全国で年間800件以上を超える施工実績
安全性と信頼性を高く評価され、商業施設から戸建て住宅まで、建築物の大小問わず選ばれ続けています。その一部を御覧ください。
グッドデザイン受賞(2016年)
グッドデザイン審査委員の評価コメント
間伐材の地産地消を通じて森林保護、省資源、地域活性に貢献するため、複数の業種が協調して、人工建材への木粉活用、旅館のボイ ラーで切削チップを燃料として使用、学びの場として工場見学を実施するなど、立体的に6次産業モデルを構築。一次産業から三次産業 まで、地域のものづくりと森づくり、どちらも生かすビジネスモデルとなっている。