大面積の屋外デッキに適した、自己消火性人工木材プラスッドデッキ

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プラスッドデッキND

プラスッドデッキNDの床板は標準で帯電抑制機能を付与

■帯電のメカニズムと放電

帯電は、デッキ材上を人が歩行すると、靴とデッキ材の間の摩擦や剥離によって、人とデッキ材に反対の電位の静電気が発生します。デッキ材の静電気が流れにくい場合は、静電気が体にたまっていき、帯電電位が高くなります。
一般に帯電電位が3kVを超えた状態で、金属製の手すりやドアに触れると放電現象が起こり、手にピリッと痛みを感じ始めます。

■表面抵抗率

帯電のしにくさを表す指標として、表面抵抗率があります。
数値が小さいほど帯電しにくいことをあらわし、帯電抑制タイプは従来品に比べて帯電しにくくなっています。
試験方法:JIS K6911:2006「熱硬化性樹脂試験方法」5.13抵抗率
印加電圧:500V 印加時間:60秒 20℃65%RH環境で測定
状態調節:20±2℃ 65±5%RH に94時間放置後測定
試験項目 プラスッドデッキND 従来品(非帯電抑制)
表面抵抗率(Ω) 2.3☓1012 9.6☓1014
デッキシリーズ
表面抵抗と帯電のしにくさ
表面抵抗率 (Ω) 人体帯電電位の 大きさ(kV)
1014以上 大きい(10 以上)
1012-1014 普 通(1-10)
1010-1012 小さい(0.1-1)
1010以下 ほとんどなし(0.1 以下)

■人体帯電圧

デッキ上を人が歩行して、人体がどの程度帯電するかをJIS L1021「繊維製床敷物試験方法」に従って測定しました。
試験方法:JIS L1021-16:2007 B 法 ストロール法
     試験室環境23℃ 25%RH 合成ゴム底靴使用
試験項目 試験結果
人体帯電圧(kV) 0.3
人体帯電と電撃の強さの関係
※プラスッドは赤枠部分
人体の帯電電位 電撃の強さ

1.0kV

まったく感じない
2.0kV 指の外側に感じるが痛まない
2.5kV 針に触れた感じを受け、ピクリと感じるが痛まない
3.0kV 針で刺された感じを受け、チクリと痛む
4.0kV 針で深く刺された感じを受け、指がかすかに痛む
静電気安全指針( 独立行政法人 産業安全研究所)

■帯電防止性能

床材としての帯電防止性能をJIS A1455「床材及び床の帯電防止性能ー測定・評価方法」に従って測定しました。
試験方法:JIS A1455:2002 8.1
     試験室環境23℃ 25%RH
試験体 試験結果 U値
初期 1.0
屋外暴露15 日 3.4
屋外暴露30 日 3.6
※初期は生産直後、屋外暴露により帯電防止剤の吸湿が起こり、帯電性能が向上すると考えられます。
帯電防止性能評価値(U値)目安
※プラスッドは[Ⅱ]相当
U値 グレード 評価の意味
5.2以上 極めて高い帯電防止性能を持つ
3.2以上5.2未満 比較的高い帯電防止性能を持つ
1.2以上3.2未満 帯電防止性能をもつ
1.2未満 帯電防止性能があるとはいえない
※記載のデータは、測定値の一例であり、保証値ではありません。 幕板には帯電抑制性能がありません。

デッキND帯電抑制タイプ ラインナップ

DECK ND
DECK ND-JF2760AC
DECK ND-JF2760AC
DECK ND-JW2760AC
DECK ND-JW2760AC
DECK ND-JF2740AC
DECK ND-JF2740AC
DECK ND-JW2740AC
DECK ND-JW2740AC

カラーバリエーション

LB
LB
DB
DB
RB
RB
標準色
BK
BK
GY
GY
WH
WH
受注生産色
受注生産色は最低受注数量があります。詳細は営業までお問い合わせください。

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デッキシリーズ
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